親という関門を正面突破する。

ちょっぴり説教臭いけど、それでもあの頃の自分に伝えたいことでもあるので書いてみる(笑)
長くてごめん。。。

キャンプは怪しい説、毎年出てきますね。
そうじゃなくても、参加することにあまりいい顔をされてなかったり、そもそも反対されている学生さんもそこそこいるみたい。
大学生はともかく、高校生ぐらいだとそういったことが起る確率はそこそこ高いっぽい。受験生なら尚更?

諦める?→まぁ、その程度の情熱ならそれもいいでしょう。夏休みは有限ですから、あなたの思う有意義な使い方をしてください。それも間違いじゃない。
親なんて無視して突っ走る!!!→若いですね(笑)その場限りならまぁできなくはないでしょう。キャンプだけ…なら。でも、この先IT業界に就職したいとかもっといろんな勉強会に出てみたいとか思うならば、オススメしません。その理由は後ほど。

時代は変りますし、どの程度役に立つかわかりませんが私の経験談と成功法をちょこっとお話ししようかなって思います。
納得させる方法を。
ちょっと昔の話だし、正直あまり良い思い出でもないので曖昧なところはあるのですが…。
長くなるから続きを読みたい人はクリックで。。。

キャンプに参加した当時、私は受験生でした。
私の両親はまったくITとは関係ないところで生きていて、今でこそちょこちょこPCを使いますが理解がある方ではありませんでした。
親を無視して突っ走るのは止めた方が良い…というのは、私が経験したからです。
キャンプに参加する前年に、同じような合宿イベントに応募し選考を通り参加することが決まりました。
で、ここで親に報告したわけです。「夏休み、東京で1週間合宿に参加する(ことになった)!全国からの選考を通過したんだ!!」と。
昔のことですので、親はきっと覚えてないのでしょうが「トップでいることに意味がある」(意:2位以下は皆同じ)と言われてきたものですから、当然喜ばれてしかるべきだと思っていました。
ところが、報告したところ父親にしこたま怒られました。反対されました。
今思えば当然かもしれないのですが、当時は完全に想定外の反応を食らいアワワ ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿 アワワ 状態。
学校の代表になる→全国選抜を通過する→私の活動への理解UPで( ゚Д゚)ウマー な流れが見事に崩れただけでなく、その後の信用の持ち直しというかなんというか事後処理が大変でした…。
そのため翌年のキャンプも結構大変だったのですが…。とにかく、無理矢理押し通すようなことはしない方が後々のために良いと思われます。

さてさて。あなたがご両親に参加を反対されている理由はなんでしょう?
端的に言えばそこを解決すれば良いだけだと思うのです。
受験生だからですか?そんなうまい話があるわけないと思っているからでしょうか。
では次に。なぜあなたは反対されてもなお、キャンプに参加したいと思うのですか?
学校では学べないことが学べるから?友達ができるから?
そもそもご両親に参加したい理由や熱意をわかってもらう努力はしましたか?
私は、親子だから言わなくてもわかるなんてことは絶対にないと思いますよ。
参加することがあなたにとってどれだけの価値になるのか。それがわかれば反対は難しいのではないでしょうか。
全員が全員と言い切ることはできませんが、ご両親はあなたをいじめたくて反対しているわけではないと思うのです。
キャンプに参加することよりも、模試でよい成績を残すことの方が将来のためになると思っていたらそりゃ反対しますでしょう。
どうして参加したいかとかその辺の話は応募用紙にも書くことですから、きちんと整理して会話をすべきだと思います。
あとは、ご両親の話もきちんと聞いて欲しいです。
なぜ参加することに反対なのか、あなたにどうなって欲しいのか。
結局のところ、そこのすりあわせだと思うんですよねー。変な話交渉かなって。キャンプ参加を認めてくれたら、夏休みは遊ばずに夏期講習に通い続けるから!!とかね。

私の場合ですが…、

  1. あなたがご両親に参加を反対されている理由はなんでしょう?
    • 受験生だったから。女だったから。
  2. なぜあなたは反対されてもなお、キャンプに参加したいと思うのですか?
    • 卒業研究をするためにどうしてもIDSに詳しい人に出会う必要があった
  3. ご両親に参加したい理由や熱意をわかってもらう努力はしましたか?
    • 行かないと卒研の単位が取れないかも知れない!!もしかしたら就活するときに幸せかも!(笑)この辺はかなりはったりですがwww
1つめは当然成績はトップで居続けると約束することでクリアしました。あとは大学の推薦枠とることとか。女のくせにITなんて…というところは、スルーで…きなかったので、前の年に参加していたTA(東大院生)の勧めだからーあたりで逃げ切りました。親としては成績の方がはるかにプライオリティー高かったようです。
2つめは私としては結構死活問題でしたので、3つめのはったり(笑)と併せて結構説得に使ったポイントです。
学校の先生では手に負えないところを教えてくれる人がそこに行けばいるんだよ!!というね。

自分の要望を通すために、親の要望を叶える。これもひとつの方法だと、私は思います。
あとは続けるためには第3者から認められていることがあると結構強いです。資格でも表彰でもなんでも。
Twitterでも出ていましたが、経産省がやっている事業だからというのも結構効果があったように思います。

キャンプに参加することでどれぐらいの影響があるかは人によると思いますが、多かれ少なかれ自分のキャリアを考える良い機会になると思います。
私は間違いなく、参加した経験が自分の人生そのものになっていますよ。ある意味どえらいところに就職決めて、両親としては嬉しいんだか悲しいんだかだと思いますが(笑)